11月の特別例会

実吉晴夫記念コンサート

〈シューベルトを歌い紡ぐ 2 Notturnoノットゥルノ〉

◆ 日時 11月26日(金)   18:30開場 19:00開演 

◆ 会場 マツオスタディオ(朝日生命日比谷ビルB1)

 参加費  3500円

◆ 企画構成 地引憲子

◆ 出演 歌/地引憲子(Ms) 諸岡智子(S) 小林昌代(Ms) 小村真未

     ピアノ/阪本田鶴子 渕上千里 

◆ 曲目  

郵便馬車 Die Post D911-13 「冬の旅」より

水の上で歌うAuf dem Wasser zu singen D774

羊飼いの嘆きの歌 Shaefers Klagelied 121

夜と夢 Nacht und Traeune D827

ナイチンゲールに寄せて An die Nactigall 497

恋は気まぐれ Liebe schwaermt auf allen Wegen D239

オペラ「ヴィラ・ベラのクラウディーネ」より  

セレナーデ(きけきけ、ひばり)Staendchen( Horch,horich!die Lerch im AEtherblau)D889

菩提樹 Der Lindenbaum D911-5 「冬の旅」より

ねずみ取り Der Rattenfaenger D255

 合唱 /セレナーデ Staendchen D921 通称ノットゥルノ

         ソロ・地引憲子  合唱・諸岡智子 小林昌代 小村真未

 ピアノ 即興曲 変ホ長調 D899-2  変ト長調 D899−3  阪本田鶴子

     楽興の時 6番 変イ長調 D780-6 渕上千里

シューベルト協会は、2004年11月26日、日比谷「マツオスタジオ」で、「実吉晴夫記念コンサート〜シューベルトを歌い紡ぐ」を開催しました。
このコンサートは、ソプラノ歌手の地引憲子さんが、実吉晴夫(協会の創立者・
20031月逝去)が提唱した「シューベルトの歌曲を母国語(日本語)で歌い広めよう」という趣旨に賛同して、自ら企画構成されたものです。

まず、ピアニストの渕上千里氏の「楽興の時」を演奏して始まり、
3人の歌手がシューベルトの歌曲を日本語で歌い継ぎました。
つぎに協会会員の阪本田鶴子さんが、即興曲
902,3を演奏し、休憩後、地引さんが、「郵便馬車D911-1」「水の上で歌うD774「羊飼いの嘆きの歌D121」を実吉晴夫の訳で歌いました。そして最後に、地引さんと、諸岡智子、小林昌代、小村真美の3人の歌手の皆さんが「セレナーデD921」を歌い、会を閉じました。

数回に及ぶリハーサルを経てのコンサートだけに、シューベルトの曲の素晴らしさを日本語で直に伝えようとする出演者の熱気が聞く人の心に届いたのではないかと思います。小さな会場ですが満員になり、主催者一同、ご来場の皆様に感謝したします。そのあとの打ち上げ会も非常に盛り上がり、実吉晴夫が目指したものを再確認し合ったことをご報告いたします。 (運営委員・駒井記)





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