「霜降る頭」(「冬の旅」第14曲)

W・ミュラー詩

Y・C・M邦詩

霜の白い粉が髪の上に落ちた

年寄りになったと、とても喜んでた

でもすぐに融けて、もとの黒い髪

若さが呪わしい

墓への道はまだまだ遠い

日が暮れる前に、白髪になる人もある

誰が信じるだろう、黒い髪のままで

永い旅を行くと?





 

 

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