「並んだ太陽」(「冬の旅」第二十三曲)
W・ミュラー詩
Y・C・M邦詩
三つの陽(ひ)が照るのを
いつまでも見ていた
かれらも動かず、私を
見つめていた
ああ、私の陽(ひ)ではない
よその地を照らせ
私の太陽は、二つも落ちた
三つ目も落ちたら
闇の中で憩おう
→「冬の旅・目次」へ戻る