X 弦楽四重奏曲
1:D18:弦楽四重奏曲ト短調/変ロ長調
1810年または1811年作曲。
第一楽章:アンダンテ−プレスト・ブィバーチェ、ハ短調−ト短調、4/4拍子アラ・ブレーベ−3/4拍子(39+180小節)。−第二楽章:メヌエット+トリオ、ヘ長調−ハ長調(29+29小節)。−第三楽章:アンダンテ、変ロ長調3/4拍子(54小節)。−第四楽章:プレスト、変ロ長調、3/4拍子(161小節)。
2:D32:弦楽四重奏曲ハ長調
1812年9月から10月にかけて作曲。
第一楽章:プレスト、ハ長調、6/8拍子(255小節)。−第二楽章:アンダンテ、変イ長調、6/8拍子(78小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグロ)+トリオ、ハ長調−ヘ長調(32+32小節)。−第四楽章:アレグロ・コン・スピリート、ハ短調、3/4拍子(390小節)。
3:D36:弦楽四重奏曲変ロ長調
1812年11月19日から1813年2月21日にかけて作曲。
第一楽章:アレグロ、変ロ長調、4/4拍子(230小節)。−第二楽章:アンダンテ、変ロ長調、6/8拍子(61小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグロ)+トリオ、ニ長調−変ロ長調(80+78小節)。−第四楽章:アレグレット、変ロ長調、2/4拍子(334小節)。
4:D46:弦楽四重奏曲ハ長調
1813年3月3日から7日にかけて作曲。
第一楽章:アダージオ−アレグロ・コン・モート、ハ長調、4/4拍子(19+216小節)。−第二楽章:アンダンテ・コン・モート、ト長調、3/4拍子(67小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグロ)+トリオ、変ロ長調−ハ長調(98+42小節)。−第四楽章・フィナーレ:アレグロ、ハ長調、4/4拍子アラ・ブレーベ(248小節)。
5:D68:弦楽四重奏曲変ロ長調
1813年6月8日から8月18日にかけて作曲。
第一楽章:アレグロ・マエストーソ、変ロ長調、4/4拍子(247小節)。−第二楽章:アレグロ、変ロ長調、2/4拍子(466小節)
6:D74:弦楽四重奏曲二長調
1813年8月22日から9月にかけて作曲。
第一楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ、二長調、4/4拍子 アラ・ブレーベ(502小節)。
−第二楽章:アンダンテ、ト長調、6/8拍子(84小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグロ)
+トリオ、二長調(56+24小節)。−第四楽章:アレグロ、ニ長調、4/4拍子(306小節)。
7:D94:弦楽四重奏曲二長調
1811年または1812年(?)。
第一楽章:アレグロ、二長調、4/4拍子、アラ・ブレーベ(371小節)。−第二楽章:アンダンテ・コン・モート、ト長調、4/4拍子、アラ・ブレーベ(81小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグレット)+トリオ、二長調−変ロ長調(28+34小節)。−第四楽章:プレスト、ニ長調、2/4拍子(243小節)。
8:D112:弦楽四重奏曲変ロ長調 op.遺作168
1814年9月5日から13日にかけて作曲。
第一楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ、変ロ長調、4/4拍子(364小節)。−第二楽章:
アンダンテ・ソステヌート、ト短調、3/4拍子(134小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグロ)+トリオ、変ホ長調(58+52小節)。−第四楽章:プレスト、変ロ長調、3/4拍子(380小節)。
9:D173:弦楽四重奏曲ト短調
1815年3月25日から4月1日にかけて作曲。
第一楽章:アレグロ・コン・ブリオ、ト短調、4/4拍子アラ・ブレーベ(215小節)。−第二楽章:アンダンティーノ、変ロ長調、2/4拍子(139小節)。−第三楽章:メヌエット(アレグロ・ヴィバーチェ)+トリオ、ト短調−変ロ長調(54+28小節)。−第四楽章:アレグロ、ト短調、2/4拍子(362小節)。
10:D87:弦楽四重奏曲変ホ長調、op.遺作125の1
1813年11月作曲。
第一楽章:アレグロ・ピウ・モデラート、変ホ長調4/4拍子(255小節)。−第二楽章:スケルツォ(プレスティッシモ)+トリオ、変ホ長調−ハ短調(38+20小節)。−第三楽章:アダージオ、変ホ長調、6/8拍子(89小節)。
11:D353:弦楽四重奏曲ホ長調、op.遺作125の2
1816年作曲。
第一楽章:アレグロ・コン・フォーコ、ホ長調、4/4拍子(232小節)ー第二楽章:アンダンテ、イ長調、2/4拍子(96小節)。ー第三楽章:メヌエット(アレグロ・ヴィヴァーチェ)+トリオ、ホ長調ーハ長調(35+48小節)。ー第四楽章:ロンド、アレグロ・ヴィヴァーチェ、ホ長調、2/4拍子(262小節)。
12:D703:弦楽四重奏曲ハ短調
第一楽章と第二楽章のフラグメントのみ。1820年作曲。
第一楽章:アレグロ・アッサイ、ハ短調、6/8拍子(315小節)。第二楽章:アンダンテ、変イ長調、3/4拍子(41小節。最後まで作曲されていない)。
初版は1870年(ライプチヒのB・ゼンフ書店より、第一楽章のみ刊行)。1897年(全集版)。
13:D804:弦楽四重奏曲イ短調、作品29
1824年2月から3月初旬にかけて作曲
第一楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ、イ短調、4/4拍子(296小節)。−第二楽章 アンダンテ、ハ長調、4/4拍子・アラ・ブレーベ(125小節)。−メヌエット(アレグレット)+トリオ、a−A(81+34小節)。−第四楽章 アレグロ・モデラート、A,2/4拍子(318小節)。
初版は1824年(ザウアー&ライデスドルフ書店)。
14:D810:弦楽四重奏曲二短調(「死と乙女」)。
1824年3月作曲。
第一楽章 アレグロ、二短調、4/4拍子(三四一小節)。−第二楽章 アンダンテ・コン・モート、ト短調、4/4拍子アラ・ブレーベ(172小節)。−第三楽章 スケルツォ(アレグロ・モルト)+トリオ、d−D(68+96小節)。−第四楽章 プレスト、二短調、6/8拍子(754小節)。
初版は1831年(ヨーゼフ・チェルニーによる完全版)。
註:第二楽章の変奏のテーマとして、シューベルトはリード「死と乙女」(D531。1817年2月作曲)を引用している。
15:D887:弦楽四重奏曲ト長調、作品161、遺作。
1826年6月20日〜30日にかけて作曲。
第一楽章 アレグロ・モルト・モデラート、ト長調、3/4拍子(441小節)。−第二楽章 アンダンテ・ウン・ポコ・モッソ、ホ短調、4/4拍子
アラ・ブレーベ(228小節)。−第三楽章 スケルツォ(アレグロ・ビバーチェ)+トリオ(アレグレット)、h−G(146+52小節)。−第四楽章 アレグロ・アッサイ、ト長調、6/8拍子(707小節)。
初版は1851年(ディアベリ書店発行)。
:D998:弦楽四重奏曲dまたはFの1楽章の断片。
1811年作曲?
D96:フルート、ビオラ、ギターとチェロのための四重奏ト長調。
フルート、ビオラ、ギターのためのノットゥルノ 作品21、ウェンツェスラウス・マティークカ作曲の編曲。
1807年ウィーンのアルタリア書店から発行。