三重唱:「まことの恋人の腕に」
F・シラー詩
Y・C・M邦詩
まことの恋人の腕に
緑の野原に寝転んで
西風に吹かれて
くちずけを交わし合う。
栄冠は二人の頭上にある
栄光は永遠(とわ)に二人のものだ
死神の手を逃れ
永遠の恋を祝う
栄光は二人のもの
栄光は永遠に二人で分かち合おう
永遠の恋を祝おう
とこしえの春を祝おう
→「文化史的考察5」へ戻る